
「ほくろの毛を抜くと癌になる」という噂が一部の地方では言い伝えとして残っているといいます。なぜこのような噂が発生したのか、考えてみましょう。
まず、元々ほくろ自体はそこから癌に発展するということが起きやすいわけではありません。
ほくろは、メラノサイトというシミの原因になる組織がメラニン色素を作り出し、それが活性化されて作りだされる「色素性母斑細胞」です。ここから、メラノサイトが活性化して出来たほくろの毛を抜くと、更に細胞が活性化して癌に移行する場合があると考えられてきたのではないかと考えられます。
そうなると、やはり癌になりやすいかどうかは別としても、細胞を傷つけたり、活性化させたりすることで、癌細胞が発生しないとも言い切れないことになりますので、やなりほくろの毛は抜かない方が心配がないでしょう。
もちろん、毛を抜くことは毛穴を広げたり、肌を痛めたりしかねないですから、もしどうしても抜くとしても慎重に、注意を払って抜くように心がけるほうがいいでしょう。
また、急に大きくなったホクロや、ホクロの周りまで崩れた状態になっていたり、異常に盛り上がったホクロなどの場合は危険です。
すでに癌細胞が発生している可能性もありますので、そのようなほくろの場合には、毛を抜く前に、まずは医療機関にいって検査をしてもらう方がよさそうです。
心配なときにはまずは病院で相談、というのはほくろやほくろの毛についても共通した「健康」「安心」のためのキーワードだと言えるでしょう。