ほくろの手引き

ほくろにまつわる噂と真相

ほくろの怖い話

都内の広告会社に務めるOLのM子さん(当時28歳)が夏休みを利用して東南アジアへ旅行に出かけた時の話だ。

久しぶりの休暇に、初日からはしゃいで遊び回ったためか、M子さんが夕方、ホテルのバルコニーでうたた寝をしていると、なにかが顔を這いまわる感触を感じて目を覚ました。

目覚めるとM子さんの顔の上に、一匹の蜘蛛が這いまわっている事に気付いた。
見たことのないくらい黒ぐろとした毛むくじゃらの蜘蛛が。M子さんは驚いて顔の蜘蛛を振りおとしたが、頬に違和感を感じたので鏡を見て確認してみた。鏡をみると頬のあたりに、蜘蛛に噛まれた出来たらしい小さな赤いできものができている。

しかし、せっかくの旅行ということもあり、M子さんは特に気にかけることもなく、その後も旅行を楽しんだ。

約1週間の休暇を終えて帰国したM子さんであったが、しばらくしても出来物の違和感が無くならず、かゆみがますばかりだった。みるみるうちに出来物は巨大化していき、皮膚が黒く変色して大きなほくろになってしまった。大きなほくろは見た目が旅先でみた蜘蛛とそっくりで、ほくろからは毛も生えていた。

毎朝、ほくろから毛を抜いても抜いても、その日の夕方には再び毛が生えてきてしまう。ある日の朝、M子さんはついにそのほくろを根元から取り除いてしまおうと、鏡に向かってみた。そして、彼女は鏡を覗きこんで、かなりの大きさになったその黒いできものをなんとはなしに爪の先でつついてみた。すると突如、そのほくろは皮がむけるようにして割れ、皮膚の中から旅行先で見た小さな黒い蜘蛛がわらわらと湧き出してきたのだ。

彼女はあまりのことにショックを受け、そのまま気を失ってしまった。

これはあくまでも都市伝説ですが、虫の中には皮膚に寄生する物も実際に存在します。海外で虫に刺されたり、噛まれた場合は軽視せずに一度病院で診察して貰いましょう。

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