
ほくろのほとんどは良性で、基本的には治療や除去の必要はないといえます。しかし、針でつついたり、引っ掻いたりなどして、外側から刺激を与えたりするようなことは肌に負担をかけることになりますので、絶対に避けるべきでしょう。
また、紫外線による影響もあるようなので、長時間、直射日光に当たることはやめましょう。外に出る際には日焼け止めクリームなどを塗って、日頃から紫外線対策をしましょう。
これらを守っていれば、ほくろを無闇に恐れたり、不安がったりする必要はありません。しかし、ほくろの中でも、特殊なものとして注意が必要なものもいくつかあることは事実のようです。例えば、ほくろのなかでも、「度々出血するほくろ」「輪郭がにじんでいるほくろ」、「小さな斑点が周辺にいくつもあるほくろ」、「表面の形状がいびつなほくろ」、「色にむらがあるほくろ」のいずれかに該当するようなものは、一度医療機関で診てもらうのがいいかもしれません。
また、どうしても気になるほくろを除去したい、という場合にも注意が必要です。ほくろを除去する方法は現在様々なものがありますが、それぞれの方法に一長一短の特性があり、人によっては不向きな方法もあるからです。たとえば、皮膚のアレルギーなどから、レーザー照射を使用してはいけない人、妊婦や妊娠している可能性がある人、心臓疾患を持病として持っている人や、子どもや高齢者で体力のない人、すでに悪性腫瘍がある人、光線に対して過敏で出血しやすい人、などは特に注意が必要です。